3.11が教えてくれたこと
僕は、ちょうど5年前の今日何をしていたかって、原宿でなぜかパワースポット巡りをしていた。
そして、あの地震が起きた。一瞬何が起きたかが、理解できなかったがお店の窓が割れていたりしていたので、確実に大きな地震が起きたことだけはわかった。交通機関は、完全ストップ。だから、渋谷から大名行列みたいに並んで歩いて家まで帰った。
家に帰って、ニュースを見て初めて東北が震源地だったことを知って、津波の被害を受けたことを知った。自分は、まったく実感はわかなかったけど、当時高校3年を卒業したばかりで自分に何が出きるのか考えたけど、支援物資を送ろうと思ったがどこに送ればいいかわからない。分からないことだらけで、自分の無力さを感じた。だから、身近な募金箱にお金を入れることが唯一の自分にできることだった。
悔しかった・・・・
だから、大学に入ってボランティアサークルに入った。そして、国内外の情勢や、ボランティアの在り方を学んだ。
初めて、大学1年生の春休みにやっと大学の国内研修で2年後になってしまったが、被災地に行くことができた。初めて、自分の目で、肌で感じれて本当に貴重な経験になった。現地の人の温かい歓迎、当時の体験を話すのはつらいけど話さないと現地以外から来た人たちには伝わらないって言ってくれて体験談を話してくれたおじい、おばあ。だから、自分もその覚悟を受け取って聞いた。昆布とかの出荷の手伝いもした。
この研修で、東北の人って人間として強いなって思った。打ちひしがれるだけでなく、そこからまたみんなで復興っていう方向にみんなで少しずつかもしれないけど向かっていってる。だから、東北の人たちって人間的に好きだって感じた。
そこから、NICEのプログラムで福島の原発の影響で外で遊べない子供たちに世界の遊びを教えに行った。
自転車で、東京から東北に行って何にも縛られず好きなように見て、学んで、現地の人と話して、家に泊めさせてもらった。
それから、毎年東北に行った単純に楽しかった。困難を乗り越えて、生きてる人たちと関わると学ぶものが多い。
だから、これから何回も東北に行くと思う。
東北から学んだこと、すごい大きく言うともっと生きることに貪欲にならないとって思った。